レイン

プロフィール


レイン

 安楽死を提供する魔物のお姉さん。

 魔物を労働者として受け入れていた国で産まれ育ち、
 血液に興味を持ったことをきっかけに医師になることを目指す。

 が、『魔物だから』という理由で医師になる道を閉ざされた。

 その国の法律では『魔物が医師になることは可能』だったが、
 圧倒的多数の人間である国民が『魔物なんかに自分の身体を診てもらいたくない』という考えであったため、医師になることができた魔物は存在しない。

 『ならアタシが最初のひとりになってやる』と道を切り拓こうとしたが、医大の入試では面接であからさまに嫌な顔をされ、入学して学ぶことさえ叶わなかった。

 子供のころからの夢は十数年、社会に嫌われたまま潰えた。
 レインはこれまでの生活を捨て、魔物としての単独行動を選択する。

 『合法で無理なら、非合法で勝手にやるのさ……』


思想:安楽提供


 レインの医師としての活動は『安楽死の提供』が主である。

 魔物であるレインは体内で『複数種類の毒』を生成/複合/調製でき、
 自身の爪から他の生物に対して採血や輸血を行うことができる。 

 これにより人間に安らかな死を提供し、
 死後の肉体を食らうことで生活を成り立たせている。

 多くの国家で安楽死が非合法または議論の最中であるからこそ、
 安楽死が合法の国への渡航や費用が必要ない『レインの安楽死』は、
 『死を願う者』の心を揺さぶる。

 無条件で可能な安楽死。
 『死にたいから死ぬ』が叶う法外医療サービス。

 医師としてのレインは『安らかな死の提供は、命の救済手段としてあって然るべきもの』と認識している。