月別アーカイブ  [ 2014年12月 ] 

フィニィ

プロフィール


フィニィ

 龍の肉体を持つ人間で構成された国家の皇族。

 世界トップクラスの経済大国の皇族であるということもあり、
 フィニィは生まれた時から国内外からの厳しい目線に晒される生涯が確定していた。

 また、自我が芽生えるより前から徹底して皇族の在り方を叩き込まれたせいか、
 自我が薄く、公的な性格で人格が形成されている。


 これにより、フィニィは小学生でありながら、
 不自然なほどにわがままを言わない子供として成長し、
 生活の全てを学業と公務に費やすようになった。


 時間があるときは民間企業や世情の研究として、
 閣下や銭稼のような魔物退治業者などに話を聞いたりしている。


性質:無私無偏


 フィニィは歳相応に喜怒哀楽があるわりに、
 『自分のためにアレがしたい、コレがしたい』といった欲求を表に出さない。

 『いずれ潰える命を自分のために使うのは、
  私という皇族に限ってはやるべきではありません。この命は国民と国家の未来のために……』

 それが自分の存在意義であると考えている。

 一部の悪意のある記者や国民から『税金で生きるクズ』と罵られるが、
 『フィニィが民間労働者よりもはるかに長い時間を公務に費やし、国益にかなっている』ため、
 非難した側が恥をかく現状が出来上がっている。


レイン

プロフィール


レイン

 安楽死を提供する魔物のお姉さん。

 魔物を労働者として受け入れていた国で産まれ育ち、
 血液に興味を持ったことをきっかけに医師になることを目指す。

 が、『魔物だから』という理由で医師になる道を閉ざされた。

 その国の法律では『魔物が医師になることは可能』だったが、
 圧倒的多数の人間である国民が『魔物なんかに自分の身体を診てもらいたくない』という考えであったため、医師になることができた魔物は存在しない。

 『ならアタシが最初のひとりになってやる』と道を切り拓こうとしたが、医大の入試では面接であからさまに嫌な顔をされ、入学して学ぶことさえ叶わなかった。

 子供のころからの夢は十数年、社会に嫌われたまま潰えた。
 レインはこれまでの生活を捨て、魔物としての単独行動を選択する。

 『合法で無理なら、非合法で勝手にやるのさ……』


思想:安楽提供


 レインの医師としての活動は『安楽死の提供』が主である。

 魔物であるレインは体内で『複数種類の毒』を生成/複合/調製でき、
 自身の爪から他の生物に対して採血や輸血を行うことができる。 

 これにより人間に安らかな死を提供し、
 死後の肉体を食らうことで生活を成り立たせている。

 多くの国家で安楽死が非合法または議論の最中であるからこそ、
 安楽死が合法の国への渡航や費用が必要ない『レインの安楽死』は、
 『死を願う者』の心を揺さぶる。

 無条件で可能な安楽死。
 『死にたいから死ぬ』が叶う法外医療サービス。

 医師としてのレインは『安らかな死の提供は、命の救済手段としてあって然るべきもの』と認識している。